(5) クリティカルパスにおける薬剤情報提供と薬剤管理指導
近年, クリニカルパス(クリティカルパス)への関心が高まり, これを導入する医療機関が増え, 今その成果が問われている. 国立南和歌山病院においては, 平成10年2月にクリニカルパス委員会が発足した. 委員の構成は各職場から最低1名ずつ選出し, 委員会規定には「患者の満足する医療の提供を図ることを目的とする」と記されている. これに基づき同年10月より13疾患にっいて開始し, 対象疾患数は年々増加している. 当院のクリニカルパスで薬剤師が関わる主な業務は, 調剤を基本として, 患者への薬剤情報提供と薬剤管理指導である. (表)また, 薬剤管理指導で得られた薬物療法の成果すなわち有効性と安全性の...
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Veröffentlicht in: | 医療 2002/03/20, Vol.56(3), pp.158-159 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 近年, クリニカルパス(クリティカルパス)への関心が高まり, これを導入する医療機関が増え, 今その成果が問われている. 国立南和歌山病院においては, 平成10年2月にクリニカルパス委員会が発足した. 委員の構成は各職場から最低1名ずつ選出し, 委員会規定には「患者の満足する医療の提供を図ることを目的とする」と記されている. これに基づき同年10月より13疾患にっいて開始し, 対象疾患数は年々増加している. 当院のクリニカルパスで薬剤師が関わる主な業務は, 調剤を基本として, 患者への薬剤情報提供と薬剤管理指導である. (表)また, 薬剤管理指導で得られた薬物療法の成果すなわち有効性と安全性のデータを基にパスで用いる薬剤の選択を検討している. 今回は主にクリニカルパスにおける薬剤情報提供と薬剤管理指導について述べる |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.56.158 |