(6)小児医療と成育医療における看護
国立成育医療センター(仮称)基本計画が出され, その構想で主な機能が4つ(診療, 情報, 研究, 教育研修)示された. 母性, 父性医療を右上に, 小児医療を左下に置き, この4つを書き込んだ図がこれである. しかし, ライフサイクルを形どった楕円は, おそらく単純で平面的な図ではなく, 相当なボリュウムがあるようだ, 多分, 21世紀の幕開けには, 地球的規模の思考力と, 行動力を要求されることだけは信じて疑わない. 国立成育医療センター(仮称)はナショナルセンターであるといわれている. (1)高度先駆的医療技術の追求, (2)家族の生活の質(QOL)の尊重, (3)こどもや母性に配慮した療...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 医療 1999, Vol.53 (1), p.40-41 |
---|---|
1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 国立成育医療センター(仮称)基本計画が出され, その構想で主な機能が4つ(診療, 情報, 研究, 教育研修)示された. 母性, 父性医療を右上に, 小児医療を左下に置き, この4つを書き込んだ図がこれである. しかし, ライフサイクルを形どった楕円は, おそらく単純で平面的な図ではなく, 相当なボリュウムがあるようだ, 多分, 21世紀の幕開けには, 地球的規模の思考力と, 行動力を要求されることだけは信じて疑わない. 国立成育医療センター(仮称)はナショナルセンターであるといわれている. (1)高度先駆的医療技術の追求, (2)家族の生活の質(QOL)の尊重, (3)こどもや母性に配慮した療養環境の整備, (4)成育医療に関する情報の集積と国内外への情報提供, (5)父性医療および関連, 境界領域を包括する医療を行うことを使命とされている. つまり他施設ではできない高度医療を行い, モデルを示す存在となり, いろいろな意味での全国的な調整(統合)を常に心がけて, 機能していくわけである. 小児医療と小児看護については, これまでに尊敬すべきその道の学識経験者や看護の大先輩が公表し築き上げ残した, 尊い財産ともいえる資料, 論文などがたくさんある. |
---|---|
ISSN: | 0021-1699 |