内視鏡生検後に消失した十二指腸悪性リンパ腫の1例
患者は, 70歳男性で人間ドックにて十二指腸球部の病変を指摘された. 内視鏡検査で表面平滑やや白色調の隆起性病変が認められ生検で悪性リンパ腫と診断, 手術が施行された. しかし, 切除標本の病理組織では術前にみられた隆起性病変は明らかでなく, 術前に何回か施行された内視鏡による生検により病変が消失したと考えられる十二指腸の悪性リンパ腫を経験したので報告する....
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Veröffentlicht in: | 医療 1997/02/20, Vol.51(2), pp.70-72 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 患者は, 70歳男性で人間ドックにて十二指腸球部の病変を指摘された. 内視鏡検査で表面平滑やや白色調の隆起性病変が認められ生検で悪性リンパ腫と診断, 手術が施行された. しかし, 切除標本の病理組織では術前にみられた隆起性病変は明らかでなく, 術前に何回か施行された内視鏡による生検により病変が消失したと考えられる十二指腸の悪性リンパ腫を経験したので報告する. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.51.70 |