心電図上虚血性変化を認め131I-MIBGシンチグラムにて確診しえた副腎外褐色細胞腫の1例
我々は今回, 胸部痛とともに心電図変化を認め虚血性心疾患として入院した患者が高血圧と腹部に腫瘤があることより褐色細胞腫を疑い検査をおこなつたところ, 血液, 尿検査においてノルアドレナリンの著明な増加を認めたことより副腎外腫瘍の可能性を考え, 超音波, CT, 131I-MIBGシンチグラムなどの検査を行い診断を確定した1例を報告するとともに, 褐色細胞腫についての心電図変化, 診断手段としての超音波検査法, CT検査法, 131I-MIBGによるシンチグラムの意義についても文献的考察を加えた....
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Veröffentlicht in: | 医療 1990/08/20, Vol.44(8), pp.822-826 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 我々は今回, 胸部痛とともに心電図変化を認め虚血性心疾患として入院した患者が高血圧と腹部に腫瘤があることより褐色細胞腫を疑い検査をおこなつたところ, 血液, 尿検査においてノルアドレナリンの著明な増加を認めたことより副腎外腫瘍の可能性を考え, 超音波, CT, 131I-MIBGシンチグラムなどの検査を行い診断を確定した1例を報告するとともに, 褐色細胞腫についての心電図変化, 診断手段としての超音波検査法, CT検査法, 131I-MIBGによるシンチグラムの意義についても文献的考察を加えた. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.44.822 |