変貌する国立医療機関と薬剤師: アンケート調査成績と提言

21世紀における国立医療機関は, 社会のニーズに基づいて高度で先駆的な医療を果すことが基本的姿として示されたが, 同時にそこで働く人々の意識の変革も要請され, 薬剤科にあつては薬剤師のあるべき姿が問われている. そこで, 私どもはこの問題に答えるため, 医薬品情報活動, 薬歴管理, 治療薬剤モニタリング(TDM), チーム医療への参加などを中心に全国立医療機関の薬剤科にアンケート調査し, 現状の把握と問題点の整理を行つた. 次いで, これらの成績を基に, ありうべき薬剤師像について二, 三の提言を行つた....

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Veröffentlicht in:医療 1988/03/20, Vol.42(3), pp.225-231
Hauptverfasser: 近藤, 有好, 木戸, 栄子, 町野, 正明, 割石, 浩市, 荒川, 正巳, 横山, 朋正, 豊田, 義雅, 浅野, 一雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:21世紀における国立医療機関は, 社会のニーズに基づいて高度で先駆的な医療を果すことが基本的姿として示されたが, 同時にそこで働く人々の意識の変革も要請され, 薬剤科にあつては薬剤師のあるべき姿が問われている. そこで, 私どもはこの問題に答えるため, 医薬品情報活動, 薬歴管理, 治療薬剤モニタリング(TDM), チーム医療への参加などを中心に全国立医療機関の薬剤科にアンケート調査し, 現状の把握と問題点の整理を行つた. 次いで, これらの成績を基に, ありうべき薬剤師像について二, 三の提言を行つた.
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.42.225