DiGeorge syndromeにEchovirus type 22, Cytomegalovirus感染症を合併し, かつ先天性脳腫瘍を認めた1乳児剖検例
1965年DiGeorgeがはじめて報告した胸腺の無形成, 低形成を示す奇形はDiGeorge Syndromeとして広く知られている. しかしその後の報告は同定に頸部, 前縦隔の広範な検索を必要とするために少ない. 今回我々は生後66日で死亡した頸剖臓器の連続切片で胸腺, 副甲状腺を認めなかつた1女児例の剖検を経験した. その結果, Echovirus Type 22. Cytomegalo-virusの混合感染, 左側脳室にポリープ状に突出する先天性脳腫瘍を認めたので若干の考察を加える. なお本例は先天異常, 16, 279, 1976; N. Engl. J. Med., 296, 12...
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Veröffentlicht in: | 医療 1983/12/20, Vol.37(12), pp.1192-1196 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 1965年DiGeorgeがはじめて報告した胸腺の無形成, 低形成を示す奇形はDiGeorge Syndromeとして広く知られている. しかしその後の報告は同定に頸部, 前縦隔の広範な検索を必要とするために少ない. 今回我々は生後66日で死亡した頸剖臓器の連続切片で胸腺, 副甲状腺を認めなかつた1女児例の剖検を経験した. その結果, Echovirus Type 22. Cytomegalo-virusの混合感染, 左側脳室にポリープ状に突出する先天性脳腫瘍を認めたので若干の考察を加える. なお本例は先天異常, 16, 279, 1976; N. Engl. J. Med., 296, 1235, 1977に報告している. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.37.1192 |