プロスタグランディンE1の長期点滴静注療法が有効であつた難治性皮膚潰瘍を伴う膠原病の3症例
膠原病諸疾患に伴う皮膚潰瘍はしばしばステロイド剤他に反応せず「難治性皮膚潰瘍」と呼ばれる. 我々はMCTD, 強皮症, および悪性慢性関節リウマチの各1例に認めたそのような皮膚潰瘍に対し, プロスタグランデインE1の朝夕2回長期連日点滴静注療法を試み, いずれにも有効であつた. この方法は動注法に比較し得る効果があり, 副作用はむしろ少なく, 居者の苦痛も少ないので今後試みられるべき治療法であると考えられた....
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Veröffentlicht in: | 医療 1982/10/20, Vol.36(10), pp.975-978 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 膠原病諸疾患に伴う皮膚潰瘍はしばしばステロイド剤他に反応せず「難治性皮膚潰瘍」と呼ばれる. 我々はMCTD, 強皮症, および悪性慢性関節リウマチの各1例に認めたそのような皮膚潰瘍に対し, プロスタグランデインE1の朝夕2回長期連日点滴静注療法を試み, いずれにも有効であつた. この方法は動注法に比較し得る効果があり, 副作用はむしろ少なく, 居者の苦痛も少ないので今後試みられるべき治療法であると考えられた. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.36.975 |