脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のCT像と発症時の意識状態および脳血管攣縮
脳動脈瘤初回破裂によるくも膜下出血例を対象に, そのplain CT像とくも膜下出血発症時の重症度, 及びその後に出現してくる脳血管攣縮による梗塞発作との関係について検討した. その結果, CT所見上発症時の重症度はくも膜下出血量にある程度相関を有し, そのCT所見からその後に発生してくる脳血管攣縮やそのための梗塞発作をも予測できることが判つた. なお梗塞発作を招来するくも膜下腔のhigh density areaのHounsfield numberは60以上と推察された....
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Veröffentlicht in: | 医療 1980/11/20, Vol.34(11), pp.1001-1004 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 脳動脈瘤初回破裂によるくも膜下出血例を対象に, そのplain CT像とくも膜下出血発症時の重症度, 及びその後に出現してくる脳血管攣縮による梗塞発作との関係について検討した. その結果, CT所見上発症時の重症度はくも膜下出血量にある程度相関を有し, そのCT所見からその後に発生してくる脳血管攣縮やそのための梗塞発作をも予測できることが判つた. なお梗塞発作を招来するくも膜下腔のhigh density areaのHounsfield numberは60以上と推察された. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.34.1001 |