胃潰瘍の再発再燃に関する研究(指定研究)

胃潰瘍が癌発生の母地となり得るか, 否かの問題に興味をいだき, 数年来丹念に胃潰瘍の治癒過程と, その再発再燃像について追跡を行なってきた. その副産物として胃潰瘍の経過に関し一定の見解を得た. 本論文では胃潰瘍の再発率と年令性別との関係, 再発再燃像と前潰瘍との位置的関係および再発までの日数, 如何なる内視鏡所見が再発を招きやすいか, また再発潰瘍の内視鏡的特徴は何か, さらに再発潰瘍の発生方向とその組織像との関連などについて検索した成績を報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医療 1972/01/20, Vol.26(1), pp.15-25
Hauptverfasser: 福井, 興, 田村, 和也, 小早川, 清, 橋本, 武則, 原, 敬
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:胃潰瘍が癌発生の母地となり得るか, 否かの問題に興味をいだき, 数年来丹念に胃潰瘍の治癒過程と, その再発再燃像について追跡を行なってきた. その副産物として胃潰瘍の経過に関し一定の見解を得た. 本論文では胃潰瘍の再発率と年令性別との関係, 再発再燃像と前潰瘍との位置的関係および再発までの日数, 如何なる内視鏡所見が再発を招きやすいか, また再発潰瘍の内視鏡的特徴は何か, さらに再発潰瘍の発生方向とその組織像との関連などについて検索した成績を報告する.
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.26.15