1970年代の国立病院のあり方
[後藤]1945年の終戦の年に, 旧陸海軍病院が厚生省に移管され, 国立病院として発足しましてから, ことしで25年を経過しまして, 1970年を迎えております. この間, 国立病院はその運営などにもいくたの変遷がありまして, 国民の医療に大いに貢献してきていると思うのでありますけれども, 最近日本はいろいろの方面に著しい変化を示しながら発展を続けておりまして, ご存じのとおりGNPでは自由主義国の第2位に達するというところまできております. 国立病院もこのような1970年代を迎えまして, そのあり方といいますか, そのビジヨンというものをお話しあつていただきたいと思うのであります. 「医務局...
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Veröffentlicht in: | 医療 1971/01/20, Vol.25(1), pp.37-52 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | [後藤]1945年の終戦の年に, 旧陸海軍病院が厚生省に移管され, 国立病院として発足しましてから, ことしで25年を経過しまして, 1970年を迎えております. この間, 国立病院はその運営などにもいくたの変遷がありまして, 国民の医療に大いに貢献してきていると思うのでありますけれども, 最近日本はいろいろの方面に著しい変化を示しながら発展を続けておりまして, ご存じのとおりGNPでは自由主義国の第2位に達するというところまできております. 国立病院もこのような1970年代を迎えまして, そのあり方といいますか, そのビジヨンというものをお話しあつていただきたいと思うのであります. 「医務局長の挨拶」[後藤]きようは医務局長の松尾先生にきていただいておりますので, 先生から一言ご挨拶をいただければと思います. [松尾]国病のあり方というテーマだそうでありますけれども, 私はやはり, 病院のあり方論というのが一番むずかしいと思います. 特に経営主体を中心にした病院のあり方を論ずるということは, 非常にむずかしい問題だと思います. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.25.37 |