これからの小児医療
司会 たいへんおまたせいたしました. 尾村 きようは, この座談会に各先生方, お暑いところをおいで願ったのでございますが, 病院課長から, 「自分が司会をして, "これからの小児医療"ということでやるから, 縁の深い国病国療の諸君に集まつてもらうことにしました」というお話がありまして, わたしもその中の一員で, 主として小児病院経営を通じて将来の国病のあり方ぐらい, ひとつ大いにブチまくつてくるか, というつもりで出てきたんですが, 病院課長, 予算のいちばん大事な説明の時間に当つておりまして, これないので, みなさんのお許しを願つて, わたしが進行係をやることになりま...
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Veröffentlicht in: | 医療 1969, Vol.23(1), pp.69-84 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 司会 たいへんおまたせいたしました. 尾村 きようは, この座談会に各先生方, お暑いところをおいで願ったのでございますが, 病院課長から, 「自分が司会をして, "これからの小児医療"ということでやるから, 縁の深い国病国療の諸君に集まつてもらうことにしました」というお話がありまして, わたしもその中の一員で, 主として小児病院経営を通じて将来の国病のあり方ぐらい, ひとつ大いにブチまくつてくるか, というつもりで出てきたんですが, 病院課長, 予算のいちばん大事な説明の時間に当つておりまして, これないので, みなさんのお許しを願つて, わたしが進行係をやることになりましたが, この座談会をこういう時期にやらなければならんという趣旨は, 1つは, 雑誌『医療』に新味を持たそうということで, 数年とまつておつた座談会記事を掲載して充実したいということが1つのねらいです. そのテーマとしては, 最近, 国立小児病院の発足などに関連して, 国病の中のある疾患, あるいはある対象を中心にしてそこに重点を入れていくというような政策も, 国病全体の中で必要だと, そういうような意味で, 国病の社会に対する認識を大いに強めようという趣旨も含んでおると, こんなふうにいままでの交渉で受けとつておりますので, そういつた趣旨でこれから司会さしていただいて, もちろん小児の関係でございますから, 小児の医療を中心にしてお話を願いますが, そのバックにはやはり, 国立の方ばかりでございますから, 国立病院療養所を, これを通じてどういうふうに正しく発展させていくかということを念頭に入れて御発言願つてけつこうでございます. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.23.69 |