サルコイドーシスを有する若年男性に生じた異所性膵併存空腸間質腫瘍の1例

29歳,男性.24歳からサルコイドーシスを指摘されていた.健診でHb低下を指摘され近医を受診.腹部CTで小腸腫瘍を指摘され精査加療目的に当科紹介となった.小腸内視鏡検査では空腸に30mm大の粘膜下隆起性病変を認めた.小腸部分切除が施行され,摘出された腫瘍は異所性膵が併存したgastrointestinal stromal tumor(GIST)であった.極めてまれな症例であり報告する....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2022/04/10, Vol.119(4), pp.342-350
Hauptverfasser: 柴田, 昌幸, 笹本, 貴広, 尾崎, 貴洋, 山口, 智央, 高森, 頼雪, 土屋, 昭彦, 西川, 稿, 滝川, 一, 山中, 正己, 長田, 宏巳
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:29歳,男性.24歳からサルコイドーシスを指摘されていた.健診でHb低下を指摘され近医を受診.腹部CTで小腸腫瘍を指摘され精査加療目的に当科紹介となった.小腸内視鏡検査では空腸に30mm大の粘膜下隆起性病変を認めた.小腸部分切除が施行され,摘出された腫瘍は異所性膵が併存したgastrointestinal stromal tumor(GIST)であった.極めてまれな症例であり報告する.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.119.342