胆道ドレナージの歴史的変遷と現状
非手術的胆道ドレナージは,経皮経肝ドレナージであるPTBDと内視鏡的ドレナージであるEBDに大別される.EBDは外瘻術であるENBDと内瘻術であるEBSに分けられ,ステントにもプラスチックステントと金属ステントがある.これらのドレナージ法やステントはより安全で確実,そして長期開存を期待して開発されてきたが,それぞれ長所と短所があり病態や閉塞部位,患者の状態などにより最適のものが選択される.さらに近年,内視鏡的アプローチが困難な症例に対してバルーン内視鏡やEUSを用いたアプローチ法も開発されてきた.本稿では,各種胆道ドレナージ法の歴史的変遷と現状について概説する....
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Veröffentlicht in: | 日本消化器病学会雑誌 2022/04/10, Vol.119(4), pp.277-284 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 非手術的胆道ドレナージは,経皮経肝ドレナージであるPTBDと内視鏡的ドレナージであるEBDに大別される.EBDは外瘻術であるENBDと内瘻術であるEBSに分けられ,ステントにもプラスチックステントと金属ステントがある.これらのドレナージ法やステントはより安全で確実,そして長期開存を期待して開発されてきたが,それぞれ長所と短所があり病態や閉塞部位,患者の状態などにより最適のものが選択される.さらに近年,内視鏡的アプローチが困難な症例に対してバルーン内視鏡やEUSを用いたアプローチ法も開発されてきた.本稿では,各種胆道ドレナージ法の歴史的変遷と現状について概説する. |
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ISSN: | 0446-6586 1349-7693 |
DOI: | 10.11405/nisshoshi.119.277 |