術後11年目に肝転移を認めた十二指腸GISTの1例

77歳男性.11年前十二指腸消化管間質腫瘍(gastrointestinal stromal tumor;GIST)の既往.左腎癌術後24カ月に肝S6に13mm大の早期濃染をともなう腫瘍を指摘.腫瘍生検ではGISTであった.他に病変は認めず,原発巣切除から11年を経て再発した十二指腸GISTの肝転移と診断した.GISTは術後10年以上経過し再発することもあり,長期間の経過観察が必要と考えられた....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2019/12/10, Vol.116(12), pp.1030-1038
Hauptverfasser: 岸, 雄太郎, 髙木, 慎太郎, 福原, 崇之, 森, 奈美, 岡信, 秀治, 辻, 恵二, 前田, 貴司, 藤原, 恵, 永井, 健太, 古川, 善也
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:77歳男性.11年前十二指腸消化管間質腫瘍(gastrointestinal stromal tumor;GIST)の既往.左腎癌術後24カ月に肝S6に13mm大の早期濃染をともなう腫瘍を指摘.腫瘍生検ではGISTであった.他に病変は認めず,原発巣切除から11年を経て再発した十二指腸GISTの肝転移と診断した.GISTは術後10年以上経過し再発することもあり,長期間の経過観察が必要と考えられた.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.116.1030