Ustekinumab投与中にギランバレー症候群を合併したクローン病の1例

Utekinumab投与中の活動期クローン病症例がギランバレー症候群を合併した.症例は23歳,男性.11歳で発症し,翌年,幽門狭窄で胃空腸吻合術を受けた.20歳で再燃しAdalimumabを開始したが,二次無効になった.2017年6月からUstekinumabを開始した.翌年6月,食欲不振,両下肢の脱力,しびれが出現し,ギランバレー症候群と診断され,immunoglobulin大量療法を行った....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2019/04/10, Vol.116(4), pp.324-329
Hauptverfasser: 福島, 恒男, 中島, 光一, 野沢, 博, 西野, 晴夫, 杉田, 昭, 小金井, 一隆, 二木, 了, 山口, 滋紀, 浅野, 史織, 松島, 誠
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:Utekinumab投与中の活動期クローン病症例がギランバレー症候群を合併した.症例は23歳,男性.11歳で発症し,翌年,幽門狭窄で胃空腸吻合術を受けた.20歳で再燃しAdalimumabを開始したが,二次無効になった.2017年6月からUstekinumabを開始した.翌年6月,食欲不振,両下肢の脱力,しびれが出現し,ギランバレー症候群と診断され,immunoglobulin大量療法を行った.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.116.324