造影超音波内視鏡検査が術前診断に有用であった胆管内乳頭状腫瘍の1例
症例は71歳,男性.黄疸と肝機能障害の精査,加療目的で当科を受診した.造影CT,MRI,ERCPで尾状葉枝原発の胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)を疑うも腫瘍部を指摘できなかったため,超音波内視鏡検査(EUS)を施行した.尾状葉枝内に等~高エコーを呈する結節状隆起を認め,造影EUSで同部に一致して造影効果を認めた.造影EUSがIPNBの術前診断,病変の同定に有用であった....
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Veröffentlicht in: | 日本消化器病学会雑誌 2016/07/05, Vol.113(7), pp.1236-1243 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 症例は71歳,男性.黄疸と肝機能障害の精査,加療目的で当科を受診した.造影CT,MRI,ERCPで尾状葉枝原発の胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)を疑うも腫瘍部を指摘できなかったため,超音波内視鏡検査(EUS)を施行した.尾状葉枝内に等~高エコーを呈する結節状隆起を認め,造影EUSで同部に一致して造影効果を認めた.造影EUSがIPNBの術前診断,病変の同定に有用であった. |
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ISSN: | 0446-6586 1349-7693 |
DOI: | 10.11405/nisshoshi.113.1236 |