胃癌の肝外胆管転移の1剖検例
症例は56歳,男性.閉塞性黄疸で当院を受診.腹部造影CT検査およびERCPで肝外胆管癌を疑ったが,胆管擦過細胞診と胆汁細胞診では確定診断には至らなかった.その後,骨および皮膚転移をともなう胃癌と診断したが,診断後2カ月で永眠された.剖検所見から閉塞性黄疸の原因は胃癌の肝外胆管転移と診断した.胃癌の肝外胆管転移は比較的まれであり,貴重な症例と考え報告する....
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Veröffentlicht in: | 日本消化器病学会雑誌 2013, Vol.110(3), pp.412-418 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 症例は56歳,男性.閉塞性黄疸で当院を受診.腹部造影CT検査およびERCPで肝外胆管癌を疑ったが,胆管擦過細胞診と胆汁細胞診では確定診断には至らなかった.その後,骨および皮膚転移をともなう胃癌と診断したが,診断後2カ月で永眠された.剖検所見から閉塞性黄疸の原因は胃癌の肝外胆管転移と診断した.胃癌の肝外胆管転移は比較的まれであり,貴重な症例と考え報告する. |
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ISSN: | 0446-6586 1349-7693 |
DOI: | 10.11405/nisshoshi.110.412 |