infliximab投与により薬剤誘発性ループスを発症した潰瘍性大腸炎の1例

infliximab投与により薬剤誘発性ループスを発症した潰瘍性大腸炎の1例を経験した.ステロイド依存性潰瘍性大腸炎患者に対し,寛解導入ならびに寛解維持目的でinfliximab投与を施行した.第5回目のinfliximab投与後に多関節痛,リンパ球減少,抗二本鎖DNA抗体陽性,抗核抗体陽性を呈し薬剤誘発性ループスと診断した.保存的治療とinfliximab投与中止により症状の改善が得られた....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2011, Vol.108(9), pp.1535-1539
Hauptverfasser: 西川, 潤, 宮嵜, 孝子, 鈴木, 庸弘, 板谷, 優子, 山脇, 秀元, 三原, 弘, 蓮本, 祐史, 藤浪, 斗, 小川, 浩平, 細川, 歩, 工藤, 俊彦, 杉山, 敏郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:infliximab投与により薬剤誘発性ループスを発症した潰瘍性大腸炎の1例を経験した.ステロイド依存性潰瘍性大腸炎患者に対し,寛解導入ならびに寛解維持目的でinfliximab投与を施行した.第5回目のinfliximab投与後に多関節痛,リンパ球減少,抗二本鎖DNA抗体陽性,抗核抗体陽性を呈し薬剤誘発性ループスと診断した.保存的治療とinfliximab投与中止により症状の改善が得られた.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.108.1535