Crohn病の十二指腸病変にinfliximabが奏効した3例

十二指腸病変を有するCrohn病3例に対してinfliximabを投与した.2例は球部の浮腫と狭窄が著明であり,1例は回腸・大腸にも病変をともなう初発例であった.3例ともinfliximab投与後,臨床症状および内視鏡所見の改善が認められた.Crohn病の上部消化管病変に対してinfliximabが有力な治療法となり得ることが示唆された....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2010, Vol.107(12), pp.1933-1940
Hauptverfasser: 河内屋, 友宏, 原, 順一, 平田, 直人, 真下, 勝行, 荒川, 哲男
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:十二指腸病変を有するCrohn病3例に対してinfliximabを投与した.2例は球部の浮腫と狭窄が著明であり,1例は回腸・大腸にも病変をともなう初発例であった.3例ともinfliximab投与後,臨床症状および内視鏡所見の改善が認められた.Crohn病の上部消化管病変に対してinfliximabが有力な治療法となり得ることが示唆された.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.107.1933