絞扼性イレウスで発症した重複メッケル憩室の1例

症例は29歳男性.平成17年3月腸閉塞にて入院となり翌日に腹膜炎症状出現し緊急手術となった.Meckel憩室と思われる憩室を2つ認め,長さは3cmと5cmであった.長い方の憩室先端がS状結腸間膜に癒着し小腸を絞扼しており憩室の中には小蟹の甲羅が入っていた.Meckel憩室が2つあったという報告はわれわれの検索した範囲では1例しか報告がなく非常にまれな症例であると考えられた....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2009, Vol.106(4), pp.542-545
Hauptverfasser: 浦川, 雅己, 池野, 龍雄, 荒居, 琢磨, 名取, 恵子, 宮本, 英雄, 川口, 研二
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は29歳男性.平成17年3月腸閉塞にて入院となり翌日に腹膜炎症状出現し緊急手術となった.Meckel憩室と思われる憩室を2つ認め,長さは3cmと5cmであった.長い方の憩室先端がS状結腸間膜に癒着し小腸を絞扼しており憩室の中には小蟹の甲羅が入っていた.Meckel憩室が2つあったという報告はわれわれの検索した範囲では1例しか報告がなく非常にまれな症例であると考えられた.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.106.542