von Recklinghausen病に十二指腸副乳頭カルチノイドを併発した1例

45歳,男性.既往歴; 18歳時にvon Recklinghausen病(vR病)を指摘.十二指腸腫瘤の精査目的で当院に紹介となった.精査にて膵管非癒合の合併が疑われる十二指腸副乳頭カルチノイドと診断し,経十二指腸的副乳頭切除術を行い7mm大のカルチノイドを摘出した.文献的検討では副乳頭カルチノイドはリンパ節転移の頻度が高く,vR病合併例では主乳頭腫瘍の合併頻度が高かった....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2009, Vol.106(1), pp.77-84
Hauptverfasser: 桑門, 心, 井上, 俊宏, 枝川, 豪, 藤井, 基嗣, 扇谷, 大輔, 田中, 俊充, 紀, 貴之, 森口, 暁仁, 金光, 宜旭, 吉田, 隆, 北江, 秀博, 茅野, 新, 菅, 敬治, 森田, 眞照, 上野, 浩, 江頭, 由太郎, 勝, 健一, 樋口, 和秀
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:45歳,男性.既往歴; 18歳時にvon Recklinghausen病(vR病)を指摘.十二指腸腫瘤の精査目的で当院に紹介となった.精査にて膵管非癒合の合併が疑われる十二指腸副乳頭カルチノイドと診断し,経十二指腸的副乳頭切除術を行い7mm大のカルチノイドを摘出した.文献的検討では副乳頭カルチノイドはリンパ節転移の頻度が高く,vR病合併例では主乳頭腫瘍の合併頻度が高かった.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.106.77