高年男性に発症した嚢胞成分を認めないsolid-pseudopapillary tumor (SPT) の1例
高年男性に発症した嚢胞成分を認めないsolid pseudopapillary tumor(SPT)を経験した. 嚢胞成分を認めない非典型例について文献的に検討し, 嚢胞成分を欠く理由は腫瘍の大きさとvascularityが関係していると思われた. また, 本疾患は比較的予後良好な腫瘍と考えられているが, 中高年発症例, 被膜を持たない症例では若年例と比べ生物学的悪性度が高い可能性があることも示唆された....
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Veröffentlicht in: | 日本消化器病学会雑誌 2006, Vol.103(11), pp.1288-1295 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 高年男性に発症した嚢胞成分を認めないsolid pseudopapillary tumor(SPT)を経験した. 嚢胞成分を認めない非典型例について文献的に検討し, 嚢胞成分を欠く理由は腫瘍の大きさとvascularityが関係していると思われた. また, 本疾患は比較的予後良好な腫瘍と考えられているが, 中高年発症例, 被膜を持たない症例では若年例と比べ生物学的悪性度が高い可能性があることも示唆された. |
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ISSN: | 0446-6586 1349-7693 |
DOI: | 10.11405/nisshoshi.103.1288 |