急性A型肝炎に赤芽球癆を合併した1例

63歳,男性.急性A型肝炎で入院.入院後も38℃台の発熱が2週間持続した.入院18日目正球性正色素性貧血が出現し,骨髄生検で赤芽球癆と診断した.直ちにステロイドパルス療法を開始し,1カ月後肝機能と貧血の改善を認めた.ステロイドパルス療法が奏効した赤芽球癆合併の急性A型肝炎症例を経験した....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2005, Vol.102(3), pp.322-326
Hauptverfasser: 亀山, 竹春, 乾, 由明, 三好, 里佳, 渡辺, 知英, 山本, 俊祐, 松本, 由美, 安永, 祐一, 飯田, 正人, 西川, 正博
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:63歳,男性.急性A型肝炎で入院.入院後も38℃台の発熱が2週間持続した.入院18日目正球性正色素性貧血が出現し,骨髄生検で赤芽球癆と診断した.直ちにステロイドパルス療法を開始し,1カ月後肝機能と貧血の改善を認めた.ステロイドパルス療法が奏効した赤芽球癆合併の急性A型肝炎症例を経験した.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.102.322