食道表在癌を合併したvigorous achalasiaの1例

症例は68歳, 男性. 前胸部から心窩部にかけての痛みと嚥下困難を訴えて受診. 食道X線検査, 24時間食道内圧検査などからvigorous achalasiaと診断した. 食道内視鏡検査で下部食道に不整びらんを認め, 食道表在癌の合併と考えた. 食道癌は内視鏡的に切除し, vigorous achalasiaに対しては噴門部のバルーン拡張術を行い経過良好である....

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Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2004, Vol.101(9), pp.983-988
Hauptverfasser: 浜本, 哲郎, 前田, 佐登子, 野口, 美智子, 三浦, 直也, 大村, 宏, 堀, 立明, 鶴原, 一郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は68歳, 男性. 前胸部から心窩部にかけての痛みと嚥下困難を訴えて受診. 食道X線検査, 24時間食道内圧検査などからvigorous achalasiaと診断した. 食道内視鏡検査で下部食道に不整びらんを認め, 食道表在癌の合併と考えた. 食道癌は内視鏡的に切除し, vigorous achalasiaに対しては噴門部のバルーン拡張術を行い経過良好である.
ISSN:0446-6586
1349-7693
DOI:10.11405/nisshoshi.101.983