無石胆嚢炎を契機として発症した続発性腸腰筋膿瘍の1例
無石胆嚢炎を契機に続発性腸腰筋膿瘍を発症した糖尿病患者の1例を報告する. 症例は66歳男性. 運搬作業に従事した後, 腰痛, 左大腿部痛が出現し, 当院整形外科に入院した. その後急性胆嚢炎を発症し当科転科, 経皮経肝胆嚢ドレナージ術を施行した. 第6病日に下腹部に筋性防御を認め, 左腸腰筋血腫の増大を認めた. 第25病日より高熱が出現し, 血腫の膿瘍化を認め, CTガイド下経皮的ドレナージ術を施行し, 改善した....
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Veröffentlicht in: | 日本消化器病学会雑誌 2002/08/05, Vol.99(8), pp.985-989 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 無石胆嚢炎を契機に続発性腸腰筋膿瘍を発症した糖尿病患者の1例を報告する. 症例は66歳男性. 運搬作業に従事した後, 腰痛, 左大腿部痛が出現し, 当院整形外科に入院した. その後急性胆嚢炎を発症し当科転科, 経皮経肝胆嚢ドレナージ術を施行した. 第6病日に下腹部に筋性防御を認め, 左腸腰筋血腫の増大を認めた. 第25病日より高熱が出現し, 血腫の膿瘍化を認め, CTガイド下経皮的ドレナージ術を施行し, 改善した. |
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ISSN: | 0446-6586 1349-7693 |
DOI: | 10.11405/nisshoshi1964.99.985 |