後腹膜原発inflammatory fibrosarcomaの1例

症例は49歳, 女性. 腹部膨満感, 食欲不振を主訴に来院. 精査にて後腹膜腔に巨大な腫瘍が認められた. 腫瘍生検の結果, 悪性線維性組織球症が疑われ手術が施行された. 摘出した腫瘍の病理学的検討によりinflammatory fibrosarcomaと診断された. 後腹膜原発のinflammatory fibrosarcomaの1例を経験し, 新しい疾患概念の稀有な症例であったので報告した....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本消化器病学会雑誌 2001, Vol.98 (4), p.436-441
Hauptverfasser: 上野敦盛, 小関至, 佐々木茂, 山口純央, 岩田徳和, 金戸宏行, 伊東文生, 遠藤高夫, 一宮慎吾, 佐藤昌明, 大塚紀幸, 清水道生, 松下通明, 藤堂省, 今井浩三
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は49歳, 女性. 腹部膨満感, 食欲不振を主訴に来院. 精査にて後腹膜腔に巨大な腫瘍が認められた. 腫瘍生検の結果, 悪性線維性組織球症が疑われ手術が施行された. 摘出した腫瘍の病理学的検討によりinflammatory fibrosarcomaと診断された. 後腹膜原発のinflammatory fibrosarcomaの1例を経験し, 新しい疾患概念の稀有な症例であったので報告した.
ISSN:0446-6586