症例報告 t(8;14)(q24;q32)染色体異常をもつ直腸原発悪性リンパ腫の1例
大腸原発悪性リンパ腫はまれな疾患で, 大腸悪性腫瘍の0. 2%1)といわれている. 一方, 近年悪性リンパ腫の研究は急速に進歩し, 免疫学的診断, 染色体診断, 遺伝子診断などが確立され, 臨床面で種々応用されつつある2). われわれは, 直腸原発悪性リンパ腫で, 切除2年6カ月後に大量の腹水で再発, 染色体分析でt(8;14)(q24;q32)の染色体異常を認めた1例を経験したので報告する....
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Veröffentlicht in: | 日本消化器病学会雑誌 1994, Vol.91 (8), p.1348-1352 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 大腸原発悪性リンパ腫はまれな疾患で, 大腸悪性腫瘍の0. 2%1)といわれている. 一方, 近年悪性リンパ腫の研究は急速に進歩し, 免疫学的診断, 染色体診断, 遺伝子診断などが確立され, 臨床面で種々応用されつつある2). われわれは, 直腸原発悪性リンパ腫で, 切除2年6カ月後に大量の腹水で再発, 染色体分析でt(8;14)(q24;q32)の染色体異常を認めた1例を経験したので報告する. |
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ISSN: | 0446-6586 |