リウマチ疾患における温泉療法

対象は中伊豆温泉病院が毎年1ヵ月間実施しているRA短期リハビリテーション(以下リハと略)と教育入院に1993年から1998年の6年間に参加した117名に温泉療法について, アンケート調査をおこなった. アンケートは郵送とし, 宛先不明で返送された6名を除いた回収率は111名, 79%であった. 内訳は全例女性で平均年齢は54歳, 平均罹患年数は7年である. 日常生活動作(ADL)は全員自立している. 1)アンケート質問事項(1)短期リハ入院はどうして知ったか. リウマチ友の会より45%(2)参加する時温泉療法があることを知っていたか. 知っていた92%(3)温泉がなくても短期リハに参加したか....

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Veröffentlicht in:日本温泉気候物理医学会雑誌 1999, Vol.63(1), pp.20-22
Hauptverfasser: 石原, 義恕, 小笠原, 倫大, 安田, 勝彦, 斎藤, 幾久次郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:対象は中伊豆温泉病院が毎年1ヵ月間実施しているRA短期リハビリテーション(以下リハと略)と教育入院に1993年から1998年の6年間に参加した117名に温泉療法について, アンケート調査をおこなった. アンケートは郵送とし, 宛先不明で返送された6名を除いた回収率は111名, 79%であった. 内訳は全例女性で平均年齢は54歳, 平均罹患年数は7年である. 日常生活動作(ADL)は全員自立している. 1)アンケート質問事項(1)短期リハ入院はどうして知ったか. リウマチ友の会より45%(2)参加する時温泉療法があることを知っていたか. 知っていた92%(3)温泉がなくても短期リハに参加したか. 参加した61%(4)温泉療法は効果があったと思うか. 思う66%(5)温泉療法で効果ありと答えた人で. 関節を動かしやすくする. 64.5%(6)温泉入浴は水道水とくらべて. 湯冷めしない45.1%(7)短期リハ入院前に温泉療法医がいることを知っていたか. 知らなかった73%(8)温泉療法医は必要と思うか. 必要である78.4%(9)短期リハ退院後温泉療養に行ったか. 行きたいがまだ行っていない36.3%(10)温泉療法を他のリウマチ患者にすすめるか. すすめる80.2% リウマチ疾患の温泉療法では, 炎症と障害を共有し, 治療が困難である慢性関節リウマチ(以下RAと略)をとりあげて, アンケート調査および検査結果について報告する.
ISSN:0029-0343
1884-3697
DOI:10.11390/onki1962.63.20