当院で行っているレゼクトスコープを併用したMEAについて

マイクロ波子宮内膜アブレーション(microwave endometrial ablation)(以下MEA)は患者への負担が少なく安全な手術であるが, 当院では術後の子宮腔内感染症例を経験してから, MEAにレゼクトスコープを併用するように術式を工夫した. 当院術式の有用性について検討したので報告する. 2013年1月から2016年2月の期間にMEAを行った36例を対象とした. MEAを実施する前に子宮内膜細胞診にて悪性疾患を否定し, 軟性子宮鏡やMRIを用いて子宮内腔の器質性病変の有無を評価した. 手術はマイクロターゼ(R)とサウンディングアプリケーター(R)(アルフレッサファーマ株式会...

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Veröffentlicht in:日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 2017, Vol.33(1), pp.97-100
Hauptverfasser: 加藤, 雄一郎, 山本, 和重, 平工, 由香, 豊木, 廣, 柴田, 万祐子, 谷垣, 佳子, 尹, 麗梅, 細江, 美和
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:マイクロ波子宮内膜アブレーション(microwave endometrial ablation)(以下MEA)は患者への負担が少なく安全な手術であるが, 当院では術後の子宮腔内感染症例を経験してから, MEAにレゼクトスコープを併用するように術式を工夫した. 当院術式の有用性について検討したので報告する. 2013年1月から2016年2月の期間にMEAを行った36例を対象とした. MEAを実施する前に子宮内膜細胞診にて悪性疾患を否定し, 軟性子宮鏡やMRIを用いて子宮内腔の器質性病変の有無を評価した. 手術はマイクロターゼ(R)とサウンディングアプリケーター(R)(アルフレッサファーマ株式会社)を使用した. レゼクトスコープはスタンダードレゼクトスコープシステムあるいはスレンダーレゼクトスコープシステム(いずれもKRAL STORZ社)を使用した.
ISSN:1884-9938
1884-5746
DOI:10.5180/jsgoe.33.97