O-1275 腹腔鏡下子宮内膜症性嚢胞摘出術後の再発のリスク因子について

【目的】子宮内膜症性嚢胞摘出術後の再発リスク因子に関して, 術前薬物投与, 腫瘍径, 内膜症病巣の重症度が報告されてきた. 今回, 当院における術後再発リスク因子について検討した. 【方法】2005年4月~2008年3月の間に当院で腹腔鏡下子宮内膜症性嚢胞摘出術を施行し, 術後2年以上経過観察可能であった145例を対象とした. 挙児希望のない103例(GroupA)と不妊症42例(GroupB)においてそれぞれを再発群, 非再発群に分類し, 年齢, r-AFSscore, 術前薬物投与の有無, 腫瘍径, 腫瘍性状(単房性的は多特性)について, 更に不妊症例では治療成績も検討した. 再発の診断は...

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Veröffentlicht in:日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 2010, Vol.26 (1), p.129-129
Hauptverfasser: 高島明子, 大高究, 斎藤麻由美, 石田洋昭, 安田豊, 川島秀明, 深谷暁, 矢野ともね, 木下俊彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】子宮内膜症性嚢胞摘出術後の再発リスク因子に関して, 術前薬物投与, 腫瘍径, 内膜症病巣の重症度が報告されてきた. 今回, 当院における術後再発リスク因子について検討した. 【方法】2005年4月~2008年3月の間に当院で腹腔鏡下子宮内膜症性嚢胞摘出術を施行し, 術後2年以上経過観察可能であった145例を対象とした. 挙児希望のない103例(GroupA)と不妊症42例(GroupB)においてそれぞれを再発群, 非再発群に分類し, 年齢, r-AFSscore, 術前薬物投与の有無, 腫瘍径, 腫瘍性状(単房性的は多特性)について, 更に不妊症例では治療成績も検討した. 再発の診断は, 術後同側に2cm以上の嚢胞を卵胞期初期に2回認めた場合とした. Student t-test及びFisherの直接法を用いて検定し, P
ISSN:1884-9938