日本産科婦人科内視鏡学会‐第1回技術認定医の意識調査

「緒言」日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定制度が発足して3年が経過した. 本学会では技術認定制度の標準化を目指して種々の試みがなされており, 2004年のシンポジウムでも「内視鏡手術のトレーニングと教育-技術認定制度発足とその後のフォローアップ」が企画され, 著者らはそのシンポジウムの中で, 技術認定医の意識調査と活動状況について報告した. そこで本稿では, 第1回日本産科婦人科内視鏡学会技術認定取得者の背景因子を明らかにすると共に, 技術認定制度や内視鏡下手術に対する考え方を技術認定を取得していない医師との対比において検証した. 対象および方法 対象は2003年度に日本産科婦人科内視鏡学会よ...

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Veröffentlicht in:日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 2005, Vol.21 (2), p.322-325
Hauptverfasser: 廣田穰, 塚田和彦, 西澤春紀, 安江朗, 鈴木崇浩, 宇田川康博, 久野敦, 安江由起, 鈴木清明, 水川淳, 大橋由政
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「緒言」日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定制度が発足して3年が経過した. 本学会では技術認定制度の標準化を目指して種々の試みがなされており, 2004年のシンポジウムでも「内視鏡手術のトレーニングと教育-技術認定制度発足とその後のフォローアップ」が企画され, 著者らはそのシンポジウムの中で, 技術認定医の意識調査と活動状況について報告した. そこで本稿では, 第1回日本産科婦人科内視鏡学会技術認定取得者の背景因子を明らかにすると共に, 技術認定制度や内視鏡下手術に対する考え方を技術認定を取得していない医師との対比において検証した. 対象および方法 対象は2003年度に日本産科婦人科内視鏡学会より第1回技術認定を受けた118名(以下認定医)とした. また, この認定医との対比において東海地方の基幹病院勤務者246名(以下一般医)も対象に加え, 両者に質問紙法によるアンケート調査(郵送, 無記名, 調査期間2004年7月上句)を実施した. アンケートの内容は, 年齢, 医業形態, 手術件数などの背景因子に加え, 内視鏡下手術の教育や技術認定制度に関する25の質問項目である.
ISSN:1884-9938