卵管内視鏡の使用経験
当教室では, 1980年代後半より, 卵管内視鏡を用いた卵管内腔の観察をおこなってきた. 当初は1.8mmのscope(オリンパス光学)を用いていたが, 現在では直径0.8mmのFUJINON/OV-08, 直径0.5mmのOLYMPUS/XPF-5の2種を使用している. その使用経験と臨床応用に関しては, 本学会においても報告してきたが, 今回, 日本光電工業株式会社の協力により, 新しい内視鏡の使用の機会を得たので, その卵管内視鏡としての実用性を検討した. 提供を受けた内視鏡は, IF-783V(0.7mm), AS-002(0.5mm), AS-002-改良型(0.37mm)の3種であ...
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Veröffentlicht in: | 日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 1992, Vol.8 (1), p.127-127 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 当教室では, 1980年代後半より, 卵管内視鏡を用いた卵管内腔の観察をおこなってきた. 当初は1.8mmのscope(オリンパス光学)を用いていたが, 現在では直径0.8mmのFUJINON/OV-08, 直径0.5mmのOLYMPUS/XPF-5の2種を使用している. その使用経験と臨床応用に関しては, 本学会においても報告してきたが, 今回, 日本光電工業株式会社の協力により, 新しい内視鏡の使用の機会を得たので, その卵管内視鏡としての実用性を検討した. 提供を受けた内視鏡は, IF-783V(0.7mm), AS-002(0.5mm), AS-002-改良型(0.37mm)の3種である. これらscopeのライトガイド(以下LG), イメージガイド(以下IG)数は各々3000,50;(0.7mm), 1800,14:(0.5mm), 1600,6;(0.37mm)である. これらscopeの基本原理は従来のものと異なり, 光源よりの光がLGを通し組織照射, その反射光がIGを経てTVカメラで撮像し, カラーモニター上に再現される仕組みになっている. |
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ISSN: | 1884-9938 |