腹腔鏡検査による卵管閉塞部位診断の限界

卵管因子による不妊患者に対する治療は, Microsurgeryの導入により積極的に手術治療がなされる様になってきた. 一方, 個々の症例がMicrosurgeryの適応となるか否かの判断には, 術前の充分な検査が必要であり特にLaparoscopyは必須の検査でありその有用性は周知の如くである. しかし, 最近我々はLaparoscopyによる卵管閉塞部位の診断にも限界のある事を痛感させられた症例を経験したので報告する. (症例)33才. 昭53年6月結婚. 月経歴;整順. 既往歴;昭53年9月自然流産(2ヵ月), 昭56年12月子宮外妊娠手術, 昭57年5月腸閉塞手術....

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Veröffentlicht in:日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 1985, Vol.1 (1), p.59-59
Hauptverfasser: 竹内一郎, 池内政弘, 花田征治, 水野金一郎, 八神喜昭
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:卵管因子による不妊患者に対する治療は, Microsurgeryの導入により積極的に手術治療がなされる様になってきた. 一方, 個々の症例がMicrosurgeryの適応となるか否かの判断には, 術前の充分な検査が必要であり特にLaparoscopyは必須の検査でありその有用性は周知の如くである. しかし, 最近我々はLaparoscopyによる卵管閉塞部位の診断にも限界のある事を痛感させられた症例を経験したので報告する. (症例)33才. 昭53年6月結婚. 月経歴;整順. 既往歴;昭53年9月自然流産(2ヵ月), 昭56年12月子宮外妊娠手術, 昭57年5月腸閉塞手術.
ISSN:1884-9938