シェーグレン症候群患者における唾液分泌量と精神的健康との関係
「緒言」シェーグレン症候群(Sjogren's syndrome:以下SSと省略)をはじめとする膠原病では健常人に比べ様々な精神神経症状が高率で合併していることが知られている. なかでも全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus以下:SLEと省略)では多彩な精神・神経症状を呈することから, アメリカリウマチ学会によりSLE患者で認められる19の精神神経症状の病型が定義されており, 不安障害や気分障害などが含まれている. 関節リウマチ(Rheumatoid arthritis以下RAと省略)患者では20%台~約60%までと幅はあるものの, うつ状態...
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Veröffentlicht in: | 歯科薬物療法 2014/04/01, Vol.33(1), pp.18-26 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」シェーグレン症候群(Sjogren's syndrome:以下SSと省略)をはじめとする膠原病では健常人に比べ様々な精神神経症状が高率で合併していることが知られている. なかでも全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus以下:SLEと省略)では多彩な精神・神経症状を呈することから, アメリカリウマチ学会によりSLE患者で認められる19の精神神経症状の病型が定義されており, 不安障害や気分障害などが含まれている. 関節リウマチ(Rheumatoid arthritis以下RAと省略)患者では20%台~約60%までと幅はあるものの, うつ状態の合併が高率で報告されている. また, RA患者にうつ状態の合併がみられると関節痛の増強や合併症発症率が増加することが報告されており, 膠原病患者におけるうつ状態の把握は疾患管理上大変重要であるとされている. |
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ISSN: | 0288-1012 1884-4928 |
DOI: | 10.11263/jsotp.14.03 |