「周術期管理チームがone team となるために」によせて

高齢化と人口減少が進む日本において, 生活習慣病をはじめ複数の併存疾患をもつ人口が増え, 限られたマンパワーで安全で質の高い医療をどのように提供していくかは大きな課題である. 周術期管理に関わる麻酔科医にとっても例外ではない. 日本麻酔科学会は周術期診療の質の向上を目指し, 2007年より『周術期管理チーム』を提唱し取り組んできた. 診療報酬としての「周術期管理チーム加算」は未だないものの, 周術期管理の取り組みが, 周術期栄養管理や術後疼痛管理という形で評価されつつある....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本臨床麻酔学会誌 2022/05/15, Vol.42(3), pp.238-238
Hauptverfasser: 本岡, 明浩, 長瀬, 清
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:高齢化と人口減少が進む日本において, 生活習慣病をはじめ複数の併存疾患をもつ人口が増え, 限られたマンパワーで安全で質の高い医療をどのように提供していくかは大きな課題である. 周術期管理に関わる麻酔科医にとっても例外ではない. 日本麻酔科学会は周術期診療の質の向上を目指し, 2007年より『周術期管理チーム』を提唱し取り組んできた. 診療報酬としての「周術期管理チーム加算」は未だないものの, 周術期管理の取り組みが, 周術期栄養管理や術後疼痛管理という形で評価されつつある.
ISSN:0285-4945
1349-9149
DOI:10.2199/jjsca.42.238