専門医取得後の公衆衛生大学院という選択肢

専門医取得後のキャリア形成は人により異なる.専門医として働く上で,臨床・教育・研究のいずれにおいても,知識や技術を常に更新することが必要となる.その上でエビデンスを収集し,理解し,さらに生み出すために,最低限の疫学と生物統計学の知識とそれらを活かす技術が専門医には求められる.そのため,疫学と生物統計学を含めた公衆衛生学を体系的に学べる公衆衛生大学院(SPH)は,専門医取得後のキャリア形成における選択肢の一つになりうる.そこで,年々増加している全国の公衆衛生大学院の中から自分に合った大学院を選択する上でのポイントについて紹介し,麻酔科専門医にとっての公衆衛生大学院の在り方について述べる....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本臨床麻酔学会誌 2021/09/15, Vol.41(5), pp.498-501
1. Verfasser: 小西, 康貴
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:専門医取得後のキャリア形成は人により異なる.専門医として働く上で,臨床・教育・研究のいずれにおいても,知識や技術を常に更新することが必要となる.その上でエビデンスを収集し,理解し,さらに生み出すために,最低限の疫学と生物統計学の知識とそれらを活かす技術が専門医には求められる.そのため,疫学と生物統計学を含めた公衆衛生学を体系的に学べる公衆衛生大学院(SPH)は,専門医取得後のキャリア形成における選択肢の一つになりうる.そこで,年々増加している全国の公衆衛生大学院の中から自分に合った大学院を選択する上でのポイントについて紹介し,麻酔科専門医にとっての公衆衛生大学院の在り方について述べる.
ISSN:0285-4945
1349-9149
DOI:10.2199/jjsca.41.498