気道確保困難症例におけるデクスメデトミジン術中使用
近年,集中治療領域において塩酸デクスメデトミジン(以下DEX)の使用は増加している.2013年6月には局所麻酔下手術での非挿管患者の鎮静にも適応が拡大された.これを受けて手術室でのDEXの使用増加が予想される.今後,麻酔科医はDEXの特徴について理解を深めることでより安全で良質な術中鎮静を提供することが望まれる.筆者らは以前より気道に問題のある症例を中心にDEXの術中使用に積極的に取り組んできた.今回,DEXによる術中鎮静の利点および注意すべき点について自験例を交えて報告する....
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Veröffentlicht in: | 日本臨床麻酔学会誌 2015, Vol.35(1), pp.082-087 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 近年,集中治療領域において塩酸デクスメデトミジン(以下DEX)の使用は増加している.2013年6月には局所麻酔下手術での非挿管患者の鎮静にも適応が拡大された.これを受けて手術室でのDEXの使用増加が予想される.今後,麻酔科医はDEXの特徴について理解を深めることでより安全で良質な術中鎮静を提供することが望まれる.筆者らは以前より気道に問題のある症例を中心にDEXの術中使用に積極的に取り組んできた.今回,DEXによる術中鎮静の利点および注意すべき点について自験例を交えて報告する. |
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ISSN: | 0285-4945 1349-9149 |
DOI: | 10.2199/jjsca.35.082 |