免荷が大腿骨近位部骨密度へ与える影響

下肢外傷により,治療上患側下肢免荷を余儀なくされた入院患者20 名,平均年齢39.2(20~61)歳を対象とし,DXA法を用いて大腿骨頸部,転子部の骨密度を測定し,健側骨密度に対する免荷側骨密度の低下率を用いて,免荷による骨萎縮率の評価を行った.免荷期間の平均は28.8(7~82)日で,大腿骨頸部の平均骨萎縮率4.9 %,大腿骨転子部は平均3.5 %であった.大腿骨頸部の骨萎縮率と完全免荷期間との相関係数は0.50(p...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:リハビリテーション医学 2006, Vol.43(8), pp.537-541
Hauptverfasser: 松瀬, 博夫, 志波, 直人, 名護, 健, 荻野, 美佐, 梅津, 祐一, 永田, 見生
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:下肢外傷により,治療上患側下肢免荷を余儀なくされた入院患者20 名,平均年齢39.2(20~61)歳を対象とし,DXA法を用いて大腿骨頸部,転子部の骨密度を測定し,健側骨密度に対する免荷側骨密度の低下率を用いて,免荷による骨萎縮率の評価を行った.免荷期間の平均は28.8(7~82)日で,大腿骨頸部の平均骨萎縮率4.9 %,大腿骨転子部は平均3.5 %であった.大腿骨頸部の骨萎縮率と完全免荷期間との相関係数は0.50(p
ISSN:0034-351X
1880-778X
DOI:10.2490/jjrm1963.43.537