リハビリテーション医療の効果判定
「目的」リハビリテーション医療の有効性の調査. 「対象と方法」平成7年5月~平成11年12月までに当院リハ専門病棟を退院した初回発症CVA367例について, 病型別(脳内出血・脳梗塞・クモ膜下出血)および当院CVA8分類(前頭葉群・失語群・失認群・片麻痺群・視床群・小脳群・脳幹群・多発性脳梗塞群)ごとに, (1)発症からリハ病棟退院までの全入院期間, (2)自宅復帰率, (3)リハ病棟入退院時のADL改善率(BI,FIMの両方の記載されている90例)を調査した. 「結果」各々の症例数, 平均入院期間, 自宅復帰率, BI,FIMの改善率は以下の如くである. 全体では367例, 138日, 76...
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Veröffentlicht in: | リハビリテーション医学 2000, Vol.37 (12), p.1110-1110 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「目的」リハビリテーション医療の有効性の調査. 「対象と方法」平成7年5月~平成11年12月までに当院リハ専門病棟を退院した初回発症CVA367例について, 病型別(脳内出血・脳梗塞・クモ膜下出血)および当院CVA8分類(前頭葉群・失語群・失認群・片麻痺群・視床群・小脳群・脳幹群・多発性脳梗塞群)ごとに, (1)発症からリハ病棟退院までの全入院期間, (2)自宅復帰率, (3)リハ病棟入退院時のADL改善率(BI,FIMの両方の記載されている90例)を調査した. 「結果」各々の症例数, 平均入院期間, 自宅復帰率, BI,FIMの改善率は以下の如くである. 全体では367例, 138日, 76,55,37%, 脳出血135例, 158日, 77,67,55%, 脳梗塞201例, 120日, 76,37,27%, クモ膜下出血31例, 187日, 74,44,36%, 前頭葉群23例, 199日, 70,134,70%, 失語群108例, 170日, 72,47,39%, 失認群76例, 140日, 71,52,29%, 片麻痺群58例, 103日, 84,28,18%, 視床群31例, 120日, 84,81,62%, 小脳群15例, 111日, 73,58,21%, 脳幹群22例, 140日, 91,25,8%, 多発性脳梗塞群34例, 99日, 76,45,47%. 「考察」EBMによるリハ医療の効果分析は今後ますます重要になってくると思われるが, 今回は初回発症CVAを3項目の指標を用いて調査した. |
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ISSN: | 0034-351X |