在宅単身障害者における訪問リハビリテーション指導
当センターにて平成8年4月から平成9年3月までに訪問リハを行った在宅単身障害者15例(平均年齢71.4歳, 男4例, 女11例)について検討した. 疾患は脳血管障害4例, 慢性関節リウマチ4例, その他7例であった. 依頼時のADLは入浴では15例中4例のみ自立しており, 更衣では11例, 排泄では14例, 食事は全例で自立していた. 逆に入浴では4例, 更衣では1例が全介助であった. 我々の行った指導はADL訓練14件, 移動動作訓練5件, 機能維持訓練1件, 住宅改造7件, 福祉機器導入12件, 補装具・自助具作製5件, 身障手帳交付1件であった. 人的介助は主に別居の親族, ホームヘルパ...
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Format: | Tagungsbericht |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 当センターにて平成8年4月から平成9年3月までに訪問リハを行った在宅単身障害者15例(平均年齢71.4歳, 男4例, 女11例)について検討した. 疾患は脳血管障害4例, 慢性関節リウマチ4例, その他7例であった. 依頼時のADLは入浴では15例中4例のみ自立しており, 更衣では11例, 排泄では14例, 食事は全例で自立していた. 逆に入浴では4例, 更衣では1例が全介助であった. 我々の行った指導はADL訓練14件, 移動動作訓練5件, 機能維持訓練1件, 住宅改造7件, 福祉機器導入12件, 補装具・自助具作製5件, 身障手帳交付1件であった. 人的介助は主に別居の親族, ホームヘルパー, 訪問看護によって行われ, おのおの9件, 14件, 9件であった. いずれの介入も入浴動作に対するものが多かった. 15例中14例は我々の訪問指導後も単身生活を続けたが, 脊髄小脳変性症の1例は病状悪化により入院となった. |
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ISSN: | 0034-351X |