脳血管障害急性期リハビリテーションの開始時期
リハ開始時期(以下, 開始)を脳出血236例, 脳梗塞309例を対象に検討した. 脳出血血腫増大例9例は発症後12時間以内にみられ, 1例のみが入院後, 収縮期血圧を150mmHg以下に降圧できた. 開始は増大例で8~14日が8例, 15日以後1例, 非増大例で7日以内が168例, 8~14日40例, 15日以後19例である. 脳梗塞進行例は入院時症状が感覚運動障害の187例中8例(全例RIND), 感覚運動障害と高次脳機能障害の111例中63例の計71例で, 第5病日までにみられた. 開始は進行例で7日以内が47例, 8~14日19例, 15日以後5例, 非進行例で7日以内が193例, 8~...
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Veröffentlicht in: | リハビリテーション医学 1997, Vol.34 (8), p.564-572 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | リハ開始時期(以下, 開始)を脳出血236例, 脳梗塞309例を対象に検討した. 脳出血血腫増大例9例は発症後12時間以内にみられ, 1例のみが入院後, 収縮期血圧を150mmHg以下に降圧できた. 開始は増大例で8~14日が8例, 15日以後1例, 非増大例で7日以内が168例, 8~14日40例, 15日以後19例である. 脳梗塞進行例は入院時症状が感覚運動障害の187例中8例(全例RIND), 感覚運動障害と高次脳機能障害の111例中63例の計71例で, 第5病日までにみられた. 開始は進行例で7日以内が47例, 8~14日19例, 15日以後5例, 非進行例で7日以内が193例, 8~14日が45例である. 結論:開始は脳出血例では血圧管理下に24時間待機, 脳梗塞例では高次脳機能障害の有無の検討が重要である. |
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ISSN: | 0034-351X |