糖尿病性末梢神経障害と手根管症候群

第2虫様筋骨間筋法(以下2L-INT)を用い糖尿病の手部の症状と正中神経手根管部伝導遅延との関係を調べた. 対象は糖尿病患者63名66手で25手に症状を認めた. 正中, 尺骨運動神経伝導速度と手関節部刺激F波最小潜時4パラメーターの正常値比の平均値を神経障害指数とした. 2L-INTは0.62±0.60 msで24名36.4%が当院正常値上限0.5 msを超えた. 2L-INTと神経障害指数との間に相関係数-0.252と軽い負の相関を認めた. 神経障害指数は症状なし群89.7±6.7%, 症状あり群86.1±6.5%とt検定にてp...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:リハビリテーション医学 1996, Vol.33 (8), p.571-571
Hauptverfasser: 水尻強志, 冨山陽介, 内藤孝, 刈田明代
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:第2虫様筋骨間筋法(以下2L-INT)を用い糖尿病の手部の症状と正中神経手根管部伝導遅延との関係を調べた. 対象は糖尿病患者63名66手で25手に症状を認めた. 正中, 尺骨運動神経伝導速度と手関節部刺激F波最小潜時4パラメーターの正常値比の平均値を神経障害指数とした. 2L-INTは0.62±0.60 msで24名36.4%が当院正常値上限0.5 msを超えた. 2L-INTと神経障害指数との間に相関係数-0.252と軽い負の相関を認めた. 神経障害指数は症状なし群89.7±6.7%, 症状あり群86.1±6.5%とt検定にてp
ISSN:0034-351X