失語症患者のSLTAの成績と「尿意の訴え」

失語症患者の「尿意を訴える」機能とSLTAの成績との関連を調査した. 【対象】1987年1月1日~1992年12月31日の間に当科に入院し, 発症4カ月以内に言語療法を開始された失語症患者31人, 平均年齢55歳, 男23人, 女8人, 原因疾患は脳梗塞14人, 脳出血14人, くも膜下出血2人, 脳挫傷1人で, 全員右片麻痺である. 【方法】「尿意の訴え」が「入院時より自立」(以下「自立群」)14人, 「入院時介助, 退院時自立」(以下「改善群」)9人, 「退院時も介助」(以下「介助群」)8人の3群に分類し, 初回SLTAの「I.聴く」「II.話す」「III.読む」の成績について比較した....

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Hauptverfasser: 室生祥, 八木了
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:失語症患者の「尿意を訴える」機能とSLTAの成績との関連を調査した. 【対象】1987年1月1日~1992年12月31日の間に当科に入院し, 発症4カ月以内に言語療法を開始された失語症患者31人, 平均年齢55歳, 男23人, 女8人, 原因疾患は脳梗塞14人, 脳出血14人, くも膜下出血2人, 脳挫傷1人で, 全員右片麻痺である. 【方法】「尿意の訴え」が「入院時より自立」(以下「自立群」)14人, 「入院時介助, 退院時自立」(以下「改善群」)9人, 「退院時も介助」(以下「介助群」)8人の3群に分類し, 初回SLTAの「I.聴く」「II.話す」「III.読む」の成績について比較した. また年齢についても比較した. 【結果】1)「介助群」の平均年齢は他の2群に比べ有意に高かった(p
ISSN:0034-351X