正常血圧被殻部出血例における夜間降圧の検討

【目的】 被殻部出血正常血圧例での夜間降圧の有無について, 血圧値, 自律神経機能, 脳波との関連から検討した. 【対象・方法】 慢性期被殻部出血正常血圧20例(男性13例, 女性7例, 麻痺側左14例, 右6例, 年齢66±6歳)に, マイコン心電図, トポグラフィー記録後, 携帯式自動血圧装置(ABPM 630)を装着した. 0~4時に基底血圧(睡眠時最低血圧)が存在する正常群と消失する異常群に分類し, 血圧値は平均値, 標準偏差, hyperbaric index, 自律神経機能はCV-RR, QTc, 脳波は周波数別等価的電位, Power ratio index (PRIδ+θ/α+...

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Hauptverfasser: 岩隈裕明, 陣内重三, 野田敏明, 野田広美, 門脇美香, 三明章宏
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】 被殻部出血正常血圧例での夜間降圧の有無について, 血圧値, 自律神経機能, 脳波との関連から検討した. 【対象・方法】 慢性期被殻部出血正常血圧20例(男性13例, 女性7例, 麻痺側左14例, 右6例, 年齢66±6歳)に, マイコン心電図, トポグラフィー記録後, 携帯式自動血圧装置(ABPM 630)を装着した. 0~4時に基底血圧(睡眠時最低血圧)が存在する正常群と消失する異常群に分類し, 血圧値は平均値, 標準偏差, hyperbaric index, 自律神経機能はCV-RR, QTc, 脳波は周波数別等価的電位, Power ratio index (PRIδ+θ/α+β+δ+θ%)についての群間比較を行った. 【結果】 1)異常群は10例(50%)に認められた. 性, 麻痺側での偏りはなかった. 2)血圧値と心拍数には, 正常群と異常群で差はなかった. 3)自律神経機能では, 異常群は正常群に比べ, CV-RRは低値(1.29±0.53, 2.66±1.32, p
ISSN:0034-351X