立体映像の飛び出し認知限界に関する研究
「1. はじめに」近年, 3D立体映像(以下, 3D映像)技術は急速に発展と普及を遂げており, その技術は多方面に応用され社会的貢献が期待されている. 特に3Dテロップを利用したコンテンツは日々増加しており, デジタルサイネージなど文字情報が重要な役割を持つコンテンツでの活用が期待されている. ここで, テロップとは, テレビジョン技術において映像に文字を重ねる技術を呼ぶ. ここから, デジタルサイネージに文字情報を表示する場合もテロップと呼ばれる. 3Dテロップとは, 文字情報などを飛び出させることによって, 視聴者に伝えたい情報を強調させるものである. その一方, 3D映像視聴時に発生する...
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Veröffentlicht in: | 日本衛生学雑誌 2016, Vol.71(1), pp.12-18 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「1. はじめに」近年, 3D立体映像(以下, 3D映像)技術は急速に発展と普及を遂げており, その技術は多方面に応用され社会的貢献が期待されている. 特に3Dテロップを利用したコンテンツは日々増加しており, デジタルサイネージなど文字情報が重要な役割を持つコンテンツでの活用が期待されている. ここで, テロップとは, テレビジョン技術において映像に文字を重ねる技術を呼ぶ. ここから, デジタルサイネージに文字情報を表示する場合もテロップと呼ばれる. 3Dテロップとは, 文字情報などを飛び出させることによって, 視聴者に伝えたい情報を強調させるものである. その一方, 3D映像視聴時に発生する眼精疲労などが問題となっている. そのため, 安全で快適な3D映像に関する研究も行われるようになってきた. 2004年12月に策定されたわが国の3D安全ガイドラインでは, 3D映像の快適視差範囲は±1.0°以内とされている. |
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ISSN: | 0021-5082 1882-6482 |
DOI: | 10.1265/jjh.71.12 |