P243 地域在住者における尿失禁の程度, 要因, QOLに関する研究

【目的】尿失禁は中高年者のQOLを阻害する因子であり, とくに女性においてその問題は大きい. しかしながら地域住民を対象とした疫学調査は不足している. 本研究は, 構造化質問票を用いて尿失禁の程度を知るとともに, 要因及びQOLに及ぼす影響に関して調査した. 【方法】長野県A町の住民基本健康診査において, 自記式質問票を用いて調査した. 質問内容は, 尿失禁の頻度・量, QOL score, 誘引(尿失禁の症状・QOL質問票Scored International Consultation on Incontinence Questionnaire-Short Form 日本語版)と, 相談相...

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Veröffentlicht in:日本衛生学雑誌 2007, Vol.62 (2), p.567-567
Hauptverfasser: 道川武紘, 西脇祐司, 菊池有利子, 中野真規子, 向山由美, 中沢あけみ, 武林亨
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】尿失禁は中高年者のQOLを阻害する因子であり, とくに女性においてその問題は大きい. しかしながら地域住民を対象とした疫学調査は不足している. 本研究は, 構造化質問票を用いて尿失禁の程度を知るとともに, 要因及びQOLに及ぼす影響に関して調査した. 【方法】長野県A町の住民基本健康診査において, 自記式質問票を用いて調査した. 質問内容は, 尿失禁の頻度・量, QOL score, 誘引(尿失禁の症状・QOL質問票Scored International Consultation on Incontinence Questionnaire-Short Form 日本語版)と, 相談相手, 尿失禁の危険因子である分娩回数についてである. 参加者は, 男性475名(40歳未満64名, 40歳代51名, 50歳代91名, 60歳代109名, 70歳代127名, 80歳以上33名)と女性806名(40歳未満94名, 40歳代100名, 50歳代184名, 60歳代198名, 70歳代196名, 80歳以上34名)の1,281名であった.
ISSN:0021-5082