メトキシフルレン麻酔による肝腎症候群ラット肝エネルギー代謝の研究

Methoxyflurane麻酔によりacute polyuric type renal failureにひき続いて肝障害を発症する肝腎症候群(HRS)病態実験model rat(HRSR)を確立することに成功し1)~3), 本HRS-RにおけるHRS発症機序を生理学的, 生化学的, 病理学的に検証してきた4)~6). 今回, 本HRS-Rを用い肝細胞のenergy statusに関して検討を加えた. 375-400grの40週齢Fischer344雄系ラットを用いた. 前報同様にHRS-Rを作製した. すなわち, plastic closed chamber内で0.5%methoxyflur...

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Hauptverfasser: 西澤芳男, 佐井和義, 則岡美保子, 松下嘉明, 天方義邦
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:Methoxyflurane麻酔によりacute polyuric type renal failureにひき続いて肝障害を発症する肝腎症候群(HRS)病態実験model rat(HRSR)を確立することに成功し1)~3), 本HRS-RにおけるHRS発症機序を生理学的, 生化学的, 病理学的に検証してきた4)~6). 今回, 本HRS-Rを用い肝細胞のenergy statusに関して検討を加えた. 375-400grの40週齢Fischer344雄系ラットを用いた. 前報同様にHRS-Rを作製した. すなわち, plastic closed chamber内で0.5%methoxyflurane3時間吸入を行った. 対照は同様に偽麻酔したラットを用いた1)~3). 各実験10匹ずつを用いた. Ozawaらの方法により肝細胞細胞質分画をえた7). β-hydroxybutyrateとacetoacetateはWilliamsonとMellanbyの方法8), MellanbyとWilliamsonの方法9)によりそれぞれ測定した.
ISSN:0288-4348