蘇生研究のための肝腎症候群病態実験モデルラットの確立

蘇生学においてhepato renal syndrome(HRSと略す)やmultiple organ failure(MOFと略す)は重要な研究課題の一つである. この目的のためにはHRSもしくはMOFを有するexperimental disease model animalの確立が重要である. われわれは腎毒性を有することで知られているmethoxyfluraneを用いてHRSを有するexperimental disease model rats(HRS-Rと略す)を確立することに成功した1)-3). 今回は本HRS-Rの病態とその蘇生法に関して若干の知見をえたのでこれを報告する. pla...

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Hauptverfasser: 西澤芳男, 松下嘉明, 天方義邦, 伏木信次
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:蘇生学においてhepato renal syndrome(HRSと略す)やmultiple organ failure(MOFと略す)は重要な研究課題の一つである. この目的のためにはHRSもしくはMOFを有するexperimental disease model animalの確立が重要である. われわれは腎毒性を有することで知られているmethoxyfluraneを用いてHRSを有するexperimental disease model rats(HRS-Rと略す)を確立することに成功した1)-3). 今回は本HRS-Rの病態とその蘇生法に関して若干の知見をえたのでこれを報告する. plastic closed chamber内にて0.5% methoxyflurane3時間麻酔を行いHRS-Rを作製した1)2). 対照として同様偽麻酔をしたものを用いた. 蘇生法とし今回は肝動脈にosmotic pumpを装置しsuperoxide dismutaseを貯留し持続的注入を行った.
ISSN:0288-4348