マツヨイグサ属植物の栽培, 育種(第7報)1)-選抜がメマツヨイグサの生長, 発育, 種子成分におよぼす影響
メマツヨイグサの生長, 発育, 種子成分におよぼす選抜の効果を調べることを目的に実験をおこなった. 材料および方法 1. 選抜法および使用種子 a)選抜法:総合的にみて栽培に適しているメマツヨイグサの中から, まずγ-リノレン酸の収量の高い系統を選び1971年播種した. 1972~73年はγ-リノレン酸収量が主として種子収量に左右され, さらに収穫直後に秋播するためには成分を定量する余裕がないため, 順次前年度種子収量の最も高い個体を系統別に選抜した. b)種子:メマツヨイグサOenothera biennis系統FM3)-23-1~5, FM-24-1~5(まず最初に栽培した植物に個体番号を...
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Veröffentlicht in: | 生薬学雑誌 1976, Vol.30 (2), p.101-108 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | メマツヨイグサの生長, 発育, 種子成分におよぼす選抜の効果を調べることを目的に実験をおこなった. 材料および方法 1. 選抜法および使用種子 a)選抜法:総合的にみて栽培に適しているメマツヨイグサの中から, まずγ-リノレン酸の収量の高い系統を選び1971年播種した. 1972~73年はγ-リノレン酸収量が主として種子収量に左右され, さらに収穫直後に秋播するためには成分を定量する余裕がないため, 順次前年度種子収量の最も高い個体を系統別に選抜した. b)種子:メマツヨイグサOenothera biennis系統FM3)-23-1~5, FM-24-1~5(まず最初に栽培した植物に個体番号をつけ, その中で種子収量および油の含量, 質の良好なNo.23と24を選抜した. つづいて71年度にこれらの種子を5条ずつ栽培し, もっとも種子収量の高いものを条別に個体選抜し1~5の番号を付した. )b-3, b-14, b-16, b-20, b-23 4)2. 栽培 1971年度は11月28日圃場に直播し, 間引して条間100cm, 株間50cmとした. それぞれ約20株. 肥料は基肥として1条当たり堆肥3kg, 配合肥料(ありあけ)300g施した. |
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ISSN: | 0037-4377 |