生薬 「肉しょう蓉」 と 「和肉しょう蓉」 の基原植物の成分比較
「緒言」 生薬「肉しょう蓉」は, 神農本草経に上品として記載されており, 補腎陽, 益精血, 潤腸通便の効能が知られている. 日本では, 日本漢方生薬製剤協会及び日本生薬連合会により2007年に作成された「公定規格に収載されていない生薬の規格及び試験方法」(以下「自主基準」)において, 基原植物としてホンオニクCistanche salsa (C. A. Meyer) G. Beck, Cistanche deserticola Y. C. Ma, Cistanche tubulosa (Schrenk) Wight又はオニクBoschniakia rossica (Cham. et Schl...
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Veröffentlicht in: | 生薬学雑誌(2006年から) 2015-02, Vol.69 (1), p.1-9 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」 生薬「肉しょう蓉」は, 神農本草経に上品として記載されており, 補腎陽, 益精血, 潤腸通便の効能が知られている. 日本では, 日本漢方生薬製剤協会及び日本生薬連合会により2007年に作成された「公定規格に収載されていない生薬の規格及び試験方法」(以下「自主基準」)において, 基原植物としてホンオニクCistanche salsa (C. A. Meyer) G. Beck, Cistanche deserticola Y. C. Ma, Cistanche tubulosa (Schrenk) Wight又はオニクBoschniakia rossica (Cham. et Schltdl.) B. Fedtsch. ex Fedtsch. et Flerovの4種が収載されてきたが, 2012年にB. rossicaが生薬「和肉しょう蓉」として日本薬局方外生薬規格2012に収載され, 同年「自主基準」の肉しょう蓉から除外された. |
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ISSN: | 1349-9114 |